■Amberlogue(アンバーローグ)について
Amberlogue(アンバーローグ)は希少な琥珀の原石を大切に集めて生まれた、リファインドアンバーを使用した、久慈琥珀?のニューライン。
カジュアルにフォーマルに。
温もりとやわらかな輝きに満ちたジュエリーが、凛としたスタイルを演出します。

■リファインドアンバーとは
金が溶かされて再びインゴット(延べ板)になるように、厳選した琥珀の粒だけを精製したインゴットが「リファインドアンバー」です。
100%天然の純琥珀から誕生した、久慈琥珀だけの新素材が、Amberlogueを創り出します。

■琥珀(こはく Amber)とは
約3,000万年〜1億数千万年前に、繁栄していた植物の樹脂が化石化した、植物性唯一の宝石です。

世界最古とされる琥珀は、古生代後期・約3億年前のもので、イングランドのノーサンバーランドや、シベリアなどで発見されています。

樹液の中に取り込まれた、昆虫や木の葉などが内包された虫入り琥珀は、学術的にも大変貴重です。
久慈地方は日本で唯一の特産地で、昔からお守りや日用品としても大切にされてきました。

世界の三大産地は、ロシア(バルト海沿岸地域 約3,500万年〜5,000万年前)ドミニカ共和国(約1,500万年〜2,000万年前)そして岩手県久慈地方(約8,500万年〜9,000万年前)と言われています。
バルト海沿岸の琥珀は、色の豊富さと埋蔵量の多さ、ドミニカ共和国産の琥珀は虫入りとブルーアンバー、久慈産の琥珀は美しい縞目模様と、白亜紀後期の地層から掘り出される希少性が特徴です。

久慈の琥珀は、約8,500万年〜9,000万年前のもので、南洋スギ(学名アラウカリア)が起源樹種と考えられており、商業価値として用いられている中では、最も古い時代のものです。
久慈地方では古くから「くんのこ(薫陸香)」と呼ばれ、縄文時代から各地へ流通していたほか、古代から現在まで宝飾品以外の様々な目的で用いられてきました。
現在は、琥珀の中から見つかる新種の昆虫や植物、同じ地層から掘り出される恐竜化石など、学術的にも重要な地域となっています。

久慈琥珀は、国内唯一の琥珀専門博物館を運営しています。
 →久慈琥珀 公式サイト

宝石といえば、真珠、珊瑚、べっ甲など、一部が動物に属するほかはほとんどが鉱物で、琥珀のように植物に属するものは極めて珍しいもの。
そのため、生成の過程で古代の昆虫、葉、花、樹の皮などが自然に入りこんだ石もあり、これは、大変希少性を持ち、学術的にも価値があります。

宝石の硬さを示すモース硬度は、約2〜2.5
人間の爪や象牙と同じくらいの硬さです。
宝石の中では柔らかい部類になり、吸い付くような肌触りや、温かみを感じさせるその素材感は、鉱物とは違った、琥珀ならではの魅力となっています。

■琥珀についての豆知識
愛の贈り物、琥珀……
琥珀の魅力は、なんと言っても250色にも分類される、奥深く温かみのある輝きと風合いです。
北欧では、結婚10年目を「琥珀婚」と呼び、琥珀を贈り合う習わしがあります。
また思いを寄せる人に琥珀を贈ると、その想いが実るという言い伝えがあります。

■琥珀のお手入れポイント
琥珀は柔らかい宝石ですが、水や汗・皮脂には強い素材です。
水分がついた場合は優しく拭き取り、柔らかい布でお手入れください。
アルコール、香水などで変色したり、表面にひびが入る場合がございます。
お手入れの際は、アルコールが含まれる洗浄液、シンナーなどは使用なさらないようお願い致します。
メガネ・貴金属用の超音波洗浄機はご使用いただけません。

金具との接着は、専用の接着剤を使用しております。
変色や欠け、ヒビなどの修理も、有料にて承ります。
気になる点があれば、まずはお問い合わせくださいませ。